<片頭痛>
今回のテーマは「片頭痛」です。
☆片頭痛とは☆
★頭痛★
痛みの起こり方によって、大きく、3つに分けられます。
@日常的に起こる頭痛(かぜ・二日酔いなど。)
A慢性頭痛(80%・原因がはっきりしないまま繰り返し起こる頭痛。)
B脳の病気に伴う頭痛(くも膜下出血・脳出血・髄膜炎・脳腫瘍など。)
Bの場合、何の前ぶれもなく、突然、激しい痛みが現れることが多く、生命の危険が伴うことが多いので注意が必要です。
一般に、「頭痛」で、病院外来を受診して、MRIや、CTスキャン(コンピューター断層撮影法)などの検査で診断されます。
★片頭痛★
今回のテーマの片頭痛は、上記の頭痛の中でも、Aのタイプで、前述の検査等では診断出来ない「機能性(特発性)頭痛」に分類されます。
Aの慢性頭痛が、さらに、A「片頭痛」・B「緊張型頭痛」・C「群発頭痛」に分けられます。
☆片頭痛の特徴☆
頭の片側のこめかみから目にかけてのあたりが脈拍に合わせて、ズキンズキンと痛みます。
この痛みは、4時間〜72時間続き月に1〜2回から年に数回起こります。
吐き気・嘔吐を伴い、光や音に敏感になることなど、体を動かすと痛みがひどくなることなどがもっとも大きな特徴です。
20歳〜40歳の女性に多い頭痛です。
予兆・前兆などが出る場合があります。
予兆=発作の始まる数時間から、1〜2日前に、うつ状態・情緒不安定・気分がすぐれない・傾眠・あくびの頻発・空腹感・口渇・特定食物の渇望など
前兆=数分から長くても、1時間以内で治まる視覚障害(閃輝暗点・半盲)・片麻痺・しびれ・失語など
ほかの慢性頭痛との違いは、別の機会にお話させていただく事とし、
ここでは、片頭痛のお薬についてのお話に重点を置いたお話にしたいと思います。
☆原因☆
現在も解明中との事ですが、「血管説」と「三叉神経血管説」の複合説が有力です。
☆誘因☆
(T)過労・睡眠不足・精神的ストレスからの開放
(U)特定の食べ物―アルコール(赤ワイン)・チーズ・チョコレート・カフェインなど
(V)空腹
(W)人ごみ・騒音・まぶしい光
(X)睡眠
(Y)女性ホルモンの分泌バランスの変化
(Z)家族暦
([)気候の変化
★受診科★
脳外科ではなくて神経内科になります。
★治療★
@発作時の治療
A予防的治療
薬物治療が主流
【商品名】 イミグラン錠50(コハク酸スマトリプタン)・経口薬(服用薬)<新しく認められた片頭痛のお薬>
【薬理作用】 「血管説」・「三叉神経説」の原因か所(5−HT1B/1D受容体)に選択的に作用して、(頭蓋内外の血管収縮・血管作動性神経ペプチド放出抑制して)発作を抑えると考えられます。
【特徴】 発作が起きてからの投与でも症状改善をもたらし、嘔吐や吐き気も改善されます。 【副作用】 @アナフィラキシ―ショック・アナフィラキシ―様症状 A不整脈・狭心症・心筋梗塞を含む虚血性心疾患様症状 Bてんかん様発作 ★これらの副作用は、薬理作用の、血管収縮作用から当然考えられるものであるので、充分注意する必要があります。
【このお薬を服用してはいけない患者】 @以前にこのお薬服用することによって、過敏症になったことがある患者。 A心筋梗塞の既往歴のある患者・虚血性心疾患症状・兆候のある患者・異型狭心症のある患者。 B脳血管障害のある患者・一過性脳虚血性発作の既往暦のある患者。 C末梢血管障害のある患者。 Dコントロールされていない高血圧症のある患者。 E重篤な肝機能障害のある患者。 Fエルゴタミン製剤(血管収縮剤)・エルゴタミン誘導体(類似化合物)含有製剤・イミグランと同じ薬理作用の他のお薬を服用中の患者。 GMAO阻害薬を投与中の患者・あるいは、投与中止後2週間以内の患者。
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イミグラン錠50の錠剤シートです。 【服用方法】
頭痛発作時に1回1錠服用(頓服使用)。 効果不充分の時は、追加服用できますが、前回服用時より、2時間以上あけなければなりません。 1日最高で4錠まで服用出来ます。通常、お薬の服用に関しての”1日”とは、ヒトの活動時間つまり、起きている時間を指しますが、この場合に”1日”とは、24時間と考えるのが妥当だと思われます。
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【商品名】 ゾーミッグRM錠2,5mg(ゾルミトリブタン)<新しく認められた片頭痛のお薬>
【薬理作用】 5−HT1B/1D受容体作動薬(イミグランと同じ) 【特徴】 口腔内速溶錠(口の中で速く溶けて、口の粘膜から吸収される為、速い吸収と、胃腸への負担を軽減できる。)発作時に使用する。予防的には使用しない。
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【商品名】 クリアミンA(酒石酸エルゴタミン・イソプロピルアンチピリン・無水カフェインの合剤)
【薬理作用】 酒石酸エルゴタミンにより、側頭動脈・後頭動脈の緊張作用出現により、拍動と振幅を減少し、イソプロピルアンチピリン(ピリン系)は、他剤との配合による鎮痛効果の相乗効果により、片頭痛を軽減します。 セロトニン作動性の血管収縮薬です。
【特徴】 血管拡張の出現前に服用しないと効果が得られない。
【副作用】 @ショック AStevens-Johnson症候群・Lyell症候群 Bチアノーゼ C高度の血管収縮・動脈内膜炎 D禁断症状 その他 @過敏症ー局所浮腫・掻痒感・発疹 A血液ー顆粒球減少・貧血 B肝臓ー肝障害 C腎臓ー腎障害 D消化器ー悪心・嘔吐・下痢・食欲不振 E循環器ー心悸亢進・徐脈・胸部不快感 F精神神経ー不眠・不安・振戦・めまい・頭痛・眩暈・眠気等 G運動器ー知覚異常(四肢のしびれ)・四肢筋痛・四肢脱力感等 Hその他ー瞳孔縮小・拡大・倦怠感等 【このお薬を服用してはいけない患者】 @末梢血管障害・閉塞性血管障害 A狭心症 B冠動脈硬化症 C重篤な高血圧症 D肝・腎機能障害 E敗血症 F妊婦・妊婦の可能性 G授乳婦 H本剤(麦角アルカロイド・ピラゾロン系薬剤)に過敏症の既往歴 IHIVプロテアーゼ阻害薬・エファピレンツ・スマトリブタン投与中 【服用方法】 内服ー1回、1錠、1日2〜3回 頓服ー1回、1〜2錠、1週間10錠まで。
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【商品名】 ポンタールカプセル250mg(メフェナム酸)
【作用】 強力な鎮痛・解熱・抗炎症作用がみとめられている。また、プロスタグランジン生合成阻害作用もみとめられています。
【適用】 @手術後・外傷後の炎症及び腫脹の寛解 A変形性関節症・腰痛症・症候性神経痛・頭痛・副鼻腔炎・月経痛・分娩後疼痛・歯痛の消炎、鎮痛・解熱 B急性上気道炎の解熱、鎮痛 【注意】 <基本> 小児のインフルエンザに伴う発熱には使用しない。
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ポンタールカプセル250mgのカプセルシートです.
【服用方法】 【適用】@、Aは、初回2カプセル・その後6時間毎に1回1カプセル服用。 【適用】Bは、1回2カプセル頓用・ただし、原則として1日2回まで。1日最大6カプセルまでが限度。
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【商品名】 ブルフェン錠(イブプロフェン)
【作用】
非ステロイド性でアスピリンに比べて非常に強い抗炎症作用と解熱・鎮痛作用を有する。
視床下部の温度調節のセットポイントを上げるプロスタグランジン産生を抑制する。
【適応】
@消炎・鎮痛→関節リウマチ・関節痛・神経痛・神経炎・背腰痛・頸腕症候群・子宮付属器炎・月経困難症・紅斑(結節性紅班・多形浸出性紅班・遠心性環状紅班)
A手術・外傷後の消炎・鎮痛
B解熱・鎮痛→急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)
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ブルフェン錠100mgのシートです。
【服用方法】
通常は1回2錠1日3回
頓用あり
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【商品名】
ボルタレン錠(ジクロフェナクナトリウム)
【作用】
強力な鎮痛・解熱・抗炎症作用が認められている。プロスタグランジン合成阻害作用・白血球遊走阻止作用・細胞安定化作用・蛋白変性抑制作用
【適応】
@鎮痛・消炎→関節リウマチ・変形性関節症・変形性脊椎症・腰痛症・腱鞘炎・頸肩腕症候群・神経痛・後陣痛・骨盤内炎症・月経困難症・膀胱炎・前眼部炎症
A手術・抜歯後の鎮痛・消炎
B急性上気道炎(急性気管支炎を伴う急性上気道炎を含む)の解熱・鎮痛
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【服用方法】
1日3回1回1錠
頓用1回1から2錠
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